予防歯科/PMTC
~予防こそ最良の治療~
風邪などは放っておいても治ることがありますが、虫歯や歯周病は、放っておいても絶対に自然治癒することはありません。
治療することは大事なのですが、それよりも、もっと大事なのは「虫歯や歯周病にならないこと」です。
スマイルデンタルクリニック梶ヶ谷では、予防歯科にも力を入れています。
予防の仕方についてはもちろん、歯についての素朴な疑問・不安はお気軽にご相談ください。
院長・スタッフ一同、きちんと丁寧に、説明とアドバイスをさせていただきます。
~乳歯は虫歯になっても大丈夫?~
乳歯はいずれ抜けてしまう歯だからかまわないのでしょうか?
いいえとんでもないことです。乳歯の虫歯はこのあとで生えてくる永久歯にも大変悪い影響を及ぼします。
もちろんお子様の健康や発育にもよくありません。
常にお子様のお口の中を観察してください。
生涯ずっと健康な歯でいられるための第一歩をお母さんの手で守ってあげましょう。
子供の歯を守るためには、何をしなくてはならないのか簡単にまとめてみました。
~予防方法~
スィートDAYをつくろう
▼ ダラダラ食べさせるのはやめましょう。
▼ 砂糖入りの甘いものは日を決めて楽しみましょう。
しっかりブラッシング
大人が磨いてあげていますか?7才まではお父さん、お母さんが最後の仕上げをしてあげましょう。
仕上げにフッ素入り歯磨き粉を使いましょう。
歯と歯の間はデンタルフロス(糸ようじ)にフッ素入りの歯磨き粉を少量つけて使うと効果的です。
キシリトール入りのガム
キシリトールはシラカバなどから採れる天然素材の甘味料です。
甘さは砂糖と同じでカロリーは25%低く、虫歯の原因となる酸をつくりません。
しかも、長期間噛み続けると虫歯菌が弱ってきて、虫歯ができにくくなります。
ポイントは “食べたら必ず、寝る前にも3回以上、5~10分” です。
なめるタイプのタブレットもありますから、お子様に合わせて選んでください。
シーラント
虫歯菌は溝が大好きです。
6歳臼歯が生えてきたら、噛む面の深い溝を透明なシーラント薬で埋めて、なだらかな溝にすると、虫歯予防に効果的です。
フッ素の塗布
フッ素は歯を強くします。特に子供にとってフッ素の塗布は重要です。
永久歯が萌出したての頃は、まだ歯が成熟していません。そのため虫歯菌などに侵されやすい状態にあります。
フッ素を継続して塗ることで歯の質を強化して虫歯に強い歯を育てます。
フッ素が歯に取り込まれると表面が硬い結晶になり、虫歯の原因である酸に対しての抵抗力が強くなります。
また、エナメル質の周りにフッ素があると、初期虫歯の部分も再石灰化され、虫歯予防になるのです。
~どうして虫歯ができるの?~
虫歯菌は砂糖が大好き
イラスト虫歯菌は砂糖、ご飯やパンなどの炭水化物が分解されてできた糖が大好き。
大好きな糖を食べた虫歯菌は酸を出します。
この酸が歯を溶かしてしまうんです。
予防にまさる治療はない
治療は修理
虫歯を治療すると元の状態に戻った様な気がします。ところが…。
虫歯菌はスキマが大好き
いくら上手に治療が出来ても詰めモノと歯の間には隙間が出来てしまいます。
放っておくとその隙間から再び虫歯になって行きます。
これを繰り返すうちに歯を失ってしまうのです。
虫歯の治療は大切ですが、それだけでは完全な治療とは言えないでしょう。
当院では治療後の予防検診、虫歯予防のアドバイスをいたします。