矯正歯科
食生活や環境の変化にともなって顎が小さくなったせいだとも言われますが、最近、歯並びやかみ合わせが悪いこどもが非常に多くなってきています。
日本人は歯並びの悪さをあまり気にしないと言われていますが、見た目の問題だけではありません。
歯並びが悪いとむし歯や歯周病になる危険性が高くな りますし、かみ合わせが悪いと食べ物がうまくかめず、ごはんをおいしく食べられません。
また、笑顔に自信がない、人前で笑えないなどのストレスを感じることもあります。
実は、歯並びの悪さやかみ合わせは、お父さんやお母さんが気をつけてあげることで、ひどくならずに済む場合もあるのです。
歯並びのことでお悩みの方、お子様の歯並びが心配なご家族の方はお気軽にスタッフまでお申し付けください。
なお、相談のみでも結構です。
~笑顔のために~
すてきな笑顔に
幼い子供の笑顔に思わず目を細める。さわやかな笑顔を思わず目で追ってしまう。
そんな経験はだれもがあるでしょう。笑顔とはそのようなものです。
幼い子供の 笑顔が可愛らしいのはその笑う口もとが愛らしく、さわやかな若者の笑顔が素敵なのは白くのぞく口もとなのです。
このさわやかな笑顔が歯並びの悪い口もとを 手で隠したものならどうでしょう。決してさわやかだとは言えなくなるでしょう。歯・口もとというものは目立たないようで、 実は最も目につくところなのです。
欧米人は子供が生まれたらまず、「歯のための預金通帳を作る」とまで言われています。
それほど歯に対する意識が高いのです。
これからの子供達・若者達の活躍の場は世界です。どうぞ、この子供達に口もとコンプレックスを与えず、輝かしい活躍の場をお与えください。
そのためにもここでもう一度あなたのお子さん、そしてあなたの歯を見直してみませんか。
歯並びは確実に治せるものなのです。
笑顔で始めて、笑顔で終わる。そんな日のために。
歯ならびが悪いといけないの?
そうです。歯ならびが悪いと…
- むし歯や歯槽膿漏になりやすい。
- 良くかめない。
(そのため、胃腸障害が起こる) - あごの成長、顔かたちにも影響する。
- 口もとが気になる。(コンプレックス)
- 発音しにくい。
~好ましくない歯ならび 1 ~
【叢生】(八重歯・乱ぐい歯)
歯が重なり合っている状態を叢生(八重歯・乱ぐい歯)と言います。叢生の場合、歯ブラシがゆきとどかず汚れが残りやすくなります。
<治療前> |
<治療後> |
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歯が重なり合って、口の中がでこぼこしています。見た目も良くありません。 | ||
上下の歯がしっかり咬み合わされていません。これではよく噛めません。 | ||
咬み合わせも良くなり、 すてきな笑顔になりました。 |
~好ましくない歯ならび 2~
【反対咬合】(うけ口)
下の歯が上の歯より前に出ている咬み合わせを反対咬合(うけ口)と言います。うけ口の人は、食べ物が良く噛めないだけでなく聞きとりにくい話し方になります。
また、顔つきもしゃくれたかんじになります。
<治療前> |
<治療後> |
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下の歯が上の歯より前に出ているので、良く噛めません。発音も聞き取りにくくなってしまいます。 | ||
顔の中で下あごばかりが目立ってしまいます。 | ||
咬み合わせも良くなり、 すてきな笑顔になりました。 |
~好ましくない歯ならび 3~
【上顎前突】(出っ歯)
上の歯が前に出ている咬み合わせを上顎前突(出っ歯)と言います。歯が出ていると、折れたりくちびるを切ったりしやすく見た目もよくありません。
<治療前> |
<治療後> |
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上の歯が前につき出ているので、良く噛めないばかりか、見た目もよくありません。 | ||
顔の中でもとがった口もとばかりが目立ってしまいます。 | ||
咬み合わせも良くなり、 すてきな笑顔になりました。 |
~好ましくない歯ならび 4 ~
【開咬】
奥歯は咬んでいても、前歯が咬みあわずに開いているものを開咬と言います。いつまでも指をしゃぶっていたり、舌を出す癖があったり、鼻のとおりがよくない ことから、口で呼吸をしてしまうことなどから起こります。開咬は、前歯で食べ物を噛めないばかりでなく、正しい発音もできません。
<治療前> |
<治療後> |
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前歯ではほとんど噛むことができません。発音も聞きとりにくく、見た目も良くありません。 | ||
前歯にすき間がたくさんあります。 | ||
咬み合わせも良くなり、 すてきな笑顔になりました。 |
今、あなたのためにできること…
矯正治療の始まるまで
- 初診(相談)治療のあらましの説明
- 精密検査レントゲン写真、歯の型、歯や顔の写真撮影
- 診断(検査結果の説明)治療方法、装置、 期間、費用の説明
- 治療開始説明を理解していただいた後に治療を開始します
治療の主役はあなたです!
矯正装置の説明
矯 正装置には様々な種類のものがあり、口の中に入れる装置としては、取り外しのできるものと固定式のものがあります。固定式の装置では金属のものと目立ちに くい白色のものがあります。また歯を移動させた後には、まわりの骨がおちつくまで保定装置という取りはずしのできる装置の使用が必要となります。
取りはずしのできる装置
固定装置
※上記の装置のほかにも口の外の装着する装置もあります